働くクルマを紹介します!

ユニオンサービスで今回導入した “特殊車輛7t超強力吸引車”。

 

あまり見たことがないという方も多いのでは⁉

活性炭専用の吸引車です。

 

吸引車は、別名バキューム(Vacuum=真空)カーとも呼ばれますが、その構造を知ると納得です。

空気の流れと真空力によって粉粒状や液体を深所や遠距離からも強力に吸い込みます。

当社は公共下水道や工場プラント等で用いて、活性炭やろ材を回収、入替工程で活用しています。

 

 

吸引車の吸入・排出の仕組み、構造はご存じでしょうか?

~まずは簡単に構造をご紹介します~

吸引車は、大きく3つの構造に分けることができます。

・100m先からも砂利を引っ張ることができるサイクロン装置

・吸引したものを一時的に引き込むレシーバータンク

・吸引したものを排出する油圧式圧送機構

バキューム装置は、タンク内を減圧する役割があります。タンク内の空気を大気中に放出し、気圧差を生じさせることで、吸入が可能になるのです。反対に排出する際は、大気中と同じ気圧にすることで可能になります。

またレシーバータンクで1㎥フレキシブルコンテナに充填できることにより、100㎥でも200㎥でも1台の吸引車で引き出すことが可能です。

 

 

空気の流れと真空力によって粉粒状や液体を深所や遠距離からも強力に吸い込みます

 

皆さんの生活の礎となっている公共下水道施設や工場プラントより発生する汚水や大気汚染物質は、公害対策をすることが義務付けられています。

弊社ではこうした超強力吸引車という特殊車輛を用いて公害対策品である活性炭やろ過材を交換し、水環境や大気環境がスムーズに循環し続けられるように、公共下水道施設や工場プラント等の入替作業を行っています。